プレモン 単品＆セット

女性専用ホルモン薬「プレモン」および、ホルモン薬服用による影響をケアするとされるサプリメント南極クリルビタミン、クリルオイル流とのセット商品です。

■プレモン
プレモンは、主に更年期障害の治療に用いられる女性専用のホルモン薬です。
この他、卵巣欠落症状、卵巣機能不全症、膣炎、機能性子宮出血の治療にも使用されます。
有効成分は、結合型エストロゲンです。
結合型エストロゲンが子宮や卵巣、腟、乳腺、性中枢などのエストロゲンレセプターに結合し、効果を発揮すると考えられています。

更年期障害とは、更年期（閉経前の5年と閉経後の5年の期間）にエストロゲンの分泌量が大きくゆらぎながら低下することが原因で起こる症状です。
エストロゲンの減少だけでなく、心理的や社会的な要因も関与して発症します。
更年期障害の症状としては、ほてり、のぼせ、ホットフラッシュ、発汗、めまい、動悸、頭痛などが代表的です。
現在は、ホルモン補充療法や漢方薬、向精神薬などを用いた治療が行われています。
プレモンは、外からホルモンを補い、女性ならではの症状を改善する薬です。

プレモンで女性化するとはどういうこと？

プレモンを服用した際に女性化するといわれるのは、主に男性に起こる副作用である女性化乳房や乳房肥大が報告されているためです。
プレモンは、エストロゲンという女性ホルモンを補うための薬で、女性の更年期症状や機能性子宮出血などの治療に用いられます。
結合型エストロゲンの臨床試験では、女性だけでなく男性にも投与されました。その際に、一部の男性で女性化乳房や乳房肥大の副作用が見られたのです。
日本で販売されている結合型エストロゲンのインタビューフォームにもこれらの副作用が記載されています。
外見の変化だけでなく、乳房の違和感や痛みを伴うこともあるため、気になる症状があれば医師に相談することが重要です。

プレモンの飲み方は男性も女性も同じ？

プレモンはエストロゲン製剤であり、主に女性の更年期障害や機能性子宮出血などの改善を目的に使用する薬です。
通常は女性のホルモンバランスを整えるために用いられ、医師の指示にもとづいて服用することが基本です。
一方で、男性にプレモンの有効成分である結合型エストロゲンが処方されるケースは多くありません。
男性が服用する際の投与量や期間は、女性とは異なる場合があり、自己判断での服用は非常に危険です。
エストロゲンを含む薬はホルモンバランスに強く影響するため、適切な用法用量を守らないと女性化乳房や乳房肥大などの副作用を生じるリスクが高まります。
男女ともにプレモンの服用は、医師の診断と処方内容に従い、決められた用法用量を厳守することが、安全な使用のために不可欠です。

プレモンの服用を控えるべき方

プレモンは、乳がんや子宮内膜がんなどエストロゲン依存性悪性腫瘍がある方は、またその疑いがある方は、腫瘍が悪化したり顕在化したりする恐れがあるため服用できません。
また、乳がんの既往歴がある方も避けてください。
この他、血栓性静脈炎や肺塞栓症がある方、プレモンの成分に対して過敏症の既往歴がある方、妊娠または妊娠している可能性がある方、重篤な肝障害がある方なども服用が禁止されています。
診断の確定していない異常性器出血がある方も避けてください。
子宮内膜がんが原因で出血が起きている場合、がんの悪化や顕在化を招く恐れがあります。
未治療の子宮内膜増殖症がある方も服用を避けましょう。
上記に該当しない場合でも、子宮内膜症や子宮筋腫、てんかん、糖尿病、片頭痛などがある方は医師により服用が適切でないと判断される場合もあります。

【監修者コメント】

プレモンに関する本記事の情報は、信頼性の高い国内外の医薬品データベースやエストロゲン製剤に関するインタビューフォームなどを参照して記載しています。
内容は薬剤師が監修しており、医療用医薬品としての有効性や副作用リスクを踏まえ、正確な情報提供に努めています。
プレモンはホルモンに作用する医薬品のため、体調や併用薬の影響によって効果や副作用のあらわれ方が異なることがあるので注意しましょう。
自己判断での使用は避け、医師に相談のうえ、処方された用法用量を正しく守ることが大切です。

プレモンの保管方法

プレモンは、直射日光を避け、湿気の少ない室温（1～30℃）で保管することが推奨されています。
高温や多湿の環境では薬の品質が劣化する恐れがあるため、浴室やキッチン付近などの保管は避けましょう。
また、誤飲や事故防止のため、小児の手が届かない場所に保管することも重要です。
プレモンを別の容器に移し替えると、誤用や変質の原因になる可能性があるため、必ず元の容器で保管してください。
錠剤を割ったり砕いたりせず、そのままの状態で服用しましょう。
有効期限を過ぎた薬は成分の劣化や効果の減少が懸念されるため、使用は控えてください。

メーカー

プレモンを製造販売しているWest-Coast Pharmaceutical Works Ltd.は、世界的に活躍している企業です。
1965年に設立され、医薬品だけでなく化粧品や市販薬の製造も行っています。
WHO-GMPやISOなどさまざまな国際機関の承認を取得した最先端の工場を所有していることが特徴です。
現在は世界40か国以上に拠点を置き、今もなお規模を拡大しています。